【今後の予定】(執筆時期は未定)
- カフカのアダージョ ―― プラハの迷宮とアルビノーニの「古楽」
- スウェーリンクからフェルメールへ ―― 宗教改革と都市、そして市民
- ショスタコーヴィチにおける政治と音楽 ―― ポスト社会主義時代の「革命」
- シュニトケ ―― マルチ・カルチュラリズムへの可能性
- 「市民的公共圏」の萌芽 ―― プラハにおけるモーツァルト
- 《フィガロの結婚》における「市民」 ―― オペラと祝祭的公共圏
- ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルとジョージ・フレデリック・ヘンデル ―― ヘンデル・フェスティヴァルをめぐる攻防
- 鳴り響くシンボル ―― トランペットとティンパニの聖なる響き
- 「そこに山があるから」 ―― R. シュトラウスと山岳部の思想
- マーラーとクリムトの世紀末 ―― 豊熟のウィーンと市民社会の虚構
- グレン・グールドと左翼のラプソディー
- コンサートホールと市民社会、あるいは大衆社会
- 近代的時間としての余暇 ―― カフェにおけるベートーヴェン
- 「田園」への回帰 ―― ベートーヴェンとヘルダーの憂鬱
- 「ユートピア」への帰還 ―― プロコフィエフにとっての音楽
- ラヴェルのツィガーヌとプッチーニのラ・ボエーム ―― 近代における「ボヘミアン」の苦悩
- ベートーヴェンにおける「英雄」 ―― 近代的個人の「発見」
- 祝祭としての音楽 ―― ヴァーグナーへの陶酔と自由からの「逃走」
- 音楽と狂気の相関関係 ―― チャイコフスキーとラフマニノフ
- 市場経済としての音楽 ―― 音楽は金になるか? という問題
- デカルトとヤナーチェク ―― 楽譜という形式の限界と中欧音楽の可能性
- 「平均律」への懐疑 ―― アロイス・ハーバの挑戦、あるいは微分音と中欧音楽の親和性
- グリム童話と「ピアノ・レッスン」 ―― 「乙女の祈り」と「良き市民」というイデオロギー
- スウィンギング・バッハ ―― 越境するバロック
- 肋骨レコードからカプースチンへ ―― 全体主義体制とジャズ
|